文化を育むまちづくりをめざし活動する
橋本市岡潔数学WAVE

橋本市岡潔数学WAVE活動

１　算数・数学教室等の開催

「おもしろ算数数学教室」や「数学WAVE夏季講座」を通して、算数・数学の楽しさ、不思議さを体感し、学習への積極的な態度や自信を子どもたちに身につけさせたいと考えています。また、理数離れを軽減させ、考える力を高めたいと考えています。現在、毎月一回小学校高学年対象の「おもしろ算数数学教室」と小学校低学年対象の「親子算数教室」を実施しています。一方「夏季講座」は小学生だけでなく、中学生や高校生対象の講座も行っています。本教室は講師の会が企画、運営し公民館等で定期開催していますが、学校への講師派遣も行ってまいります。
　さらに、理数教育の推進を図るため橋本市で「科学・算数を楽しむ一日（科学の祭典）」を開催するとともに、各イベント等でブース出展もしています。
　また、小学校5年生から高校生対象の「日本数学コンクール（名古屋大学主催）」を年1回橋本市で開催し、優秀者表彰を行います。

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２　研究会、講習会等の開催

　外部指導者（大学教授等）による学校関係者等を対象とした算数数学教育にかかわる講習会やセミナー等を開催していきます。　


３　岡潔博士の顕彰

　橋本市岡潔数学WAVE実行委員会が中心となり、顕彰事業を推進していきます。

（１）講演会
　平成23年は岡潔名誉市民50周年で、記念講演会を開催しました。今後も博士の顕彰の場として、市民への還元の場として博士に関する文化講演会を開催していきます。
　これまで、講演会「岡潔先生との出会い」、本会設立記念講演会「天井の歌　岡潔の生涯」、岡潔名誉市民50周年記念講演会・NHK番組上映会「岡潔博士の数学について」、「紀見村時代の岡潔博士人生と学問の回想」などを実施してきました。

（２）岡潔伝記絵本「岡潔博士ってだぁーれ？」
　子どもが初めて博士と出会う本として、絵本を制作。読み聞かせなどをとおして、親子で博士と触れ合うツールとしたい。そのためにも教育関係機関等へ贈呈するとともに、販売します。（平成23年4月発行　定価1200円税別で全国販売）

（３）情緒の道
　岡潔が研究の充実期を過ごした橋本市柱本の紀見峠の山道に、博士を顕彰する標柱を2本建立しました。思想家・著述家でもあり、「人の中心は情緒である」と説いた岡の精神世界を象徴する言葉にちなみ、「情緒の道」と名付けています。

（４）岡潔顕彰囲碁・将棋大会
　博士の趣味の一つに囲碁・将棋があり、日記等に棋譜を残しています。博士を広く知ってもらうためにも、囲碁・将棋の市民団体の効力を得て、囲碁大会、将棋大会を開催し、上位を表彰します。

（５）映像
　博士の業績等を紹介する映像・デジタルツールを作成したいと考えています。そのため、研究者等の協力をいただきながら、映像（TV番組など）作成に向けた準備を行います。